高相祐一被告、南青山の実家には行かず

　覚せい剤取締法違反罪で起訴された歌手で女優、酒井法子被告（３８）夫妻のうち、夫の高相祐一被告（４１）が１６日、新たに担当となった弁護士を通じて保釈保証金５００万円を納付し、拘置先の警視庁渋谷署を出た。

　高相被告を乗せたワゴン車は渋谷署を出発後、明治通りを恵比寿方面へ直進。上空にはヘリコプター４台が旋回し、報道陣の車が追いかけたが、振り切るように恵比寿ガーデンプレイスへ入った。関係者の話を総合すると、その後は新宿で青いセダン車に乗り換えたという。保釈後の居住地として東京地裁に届け出たとみられる南青山の高相容疑者の実家には、４０人の報道陣が集まったが、家の電気は消され、高相被告が帰宅することはなかった。