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【愛知】赤字10億6600万円に拡大 春日井市民病院の08年度決算2009年9月17日 春日井市民病院(春日井市鷹来町)の2008年度決算で、最終赤字が10億6600万円となった。移転新築した1998年以来で最大の赤字額で、累積赤字は58億8000万円に膨らんだ。 決算によると、事業収益は123億4400万円で前年度比0・7%の微増。そのうち医業収益は95%を占めた。事業費用は同1・3%増え、134億1000万円だった。最終赤字額は前年度から8・8%増加した。 同病院は07年度に看護師の退職者が62人と急増したため、08年1〜6月に約50床分の入院患者の受け入れを制限。08年度は入院患者が前年度比5・6%減の1万309人と落ち込んだ。同4月には看護師を64人採用して不足を補ったが、大量の退職と採用で経費が膨らみ、収益を圧迫した。 経営健全化に向けて策定した中期経営計画では、08年度の最終赤字は8億円になる見通しだった。想定よりも2億円多い赤字について、同病院は「受け入れ制限後の入院単価が予想を下回った」と話す。 本年度は医師看護師数が適正水準となり、4〜7月間で前年同期に比べて収支が約3億円改善。同病院は「通年でも業績は持ち直す」とみている。 (小野沢健太)
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