風のように遊ぶがごとく・・・小田恵子のBlog

鳩山首相初会見「本当の意味で国民主権の国に」(読売新聞) - goo ニュース

1955年以降続いてきた自民党中心の政治が終焉し、
今日、鳩山政権がスタートしました。

鳩山総理は、今朝私邸を出る際のインタビューにも
報道陣を避けることなくしっかりと答えていて、
麻生前総理の、記者に対する態度とは対照的な爽やかさ、潔さでした。

自民党には「平河クラブ」という記者クラブがあり、
クラブに入っていない記者を排除して党と癒着し、
党の都合のよい情報だけで記事を書く、といった腐敗が問題になっていました。

一方これまでの民主党の記者会見は、
フリーの記者や海外メディアにも開放していて、
政権をとったあとも会見を開放することを約束しているようです。

これは、これからの政治とジャーナリズムの関係が変わる
画期的なことではないかと思います。

癒着のない、緊張感のある関係だからこそ、私たちが知りたい情報を
ジャーナリズムを通じて知ることができるのだと思いますし、
馴れ合いでない質問に答える政治家の姿をみて、「頑張ってよ！」と
国民が見守り応援する機運が高まるのではないかと思います。

記者をバカにするような態度での受け答えをする政治家の姿を見ると、
国民がバカにされているようで、気分が悪いものです。

政治家に丸投げ、官僚に丸投げして、結果だけみて批判するのではなく、
これからはオープンになった政治をじっくりと見守り、
国が進んでいく方向について当事者として考える、
まさに「国民主権」の国づくりを実現する第一歩となりそうです。

野党となった自民党では、あさって総裁選が告示されます。
新しいリーダーのもと、次の政権を奪取すべく党の再建をはかってほしい、
本格的な二大政党制を実現すべく戦っていってほしいと願います。

明日のBS11「InsideOUT」は、総裁選出馬を探っている
党副幹事長の小野寺五典さんがゲストです。

明日22時〜、ぜひご覧ください。