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酒井法子被告 17日“残金納付し”保釈へ

   酒井法子被告
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 覚せい剤取締法違反罪で起訴された女優酒井法子被告(38)が、17日に保釈される見通しであることが16日、捜査関係者らへの取材で分かった。夫の高相祐一被告(41)は弁護人を通じて保釈保証金500万円を納付して16日保釈され、拘置先の警視庁渋谷署の前で謝罪した。

 酒井被告は14日に弁護人を通じて地裁に保釈を請求し、東京地裁は同日保釈を認める決定をした。酒井被告側は15日に保釈保証金500万円のうち250万円を納付。残金を17日に納付し、東京湾岸署を出る見通し。保釈されれば8月8日の逮捕以来、40日ぶり。

 酒井被告は東京・南青山の自宅で8月上旬に覚せい剤を所持していたとして8月28日に起訴され、さらに7月30日ごろに鹿児島県・奄美大島のホテルで覚せい剤を吸ったとして、使用の罪でも9月11日に追起訴された。初公判は10月26日。

 高相被告は16日夕、署の出入り口から出た際、帽子を取って頭を下げ「ご迷惑をおかけして、どうもすみませんでした」と謝罪し、足早にワゴン車に乗り込んだ。見物人の男から車の方へ靴が投げ込まれる騒ぎもあった。

 高相被告は8月2〜3日、都内で覚せい剤を吸引したり所持したりしたとして同21日に起訴された。さらに千葉県勝浦市の別荘でも覚せい剤を所持していたとして9月11日に追起訴された。初公判は10月21日。

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