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亀田プロ 協栄ジムに1億円訴訟

 プロボクシングの亀田3兄弟が所属する「亀田プロモーション」が、3試合のファイトマネーが未払いなどとして、長男・興毅(22)と次男・大毅(20)がかつて所属した協栄ジムなどに計約1億円を求める訴えを東京地裁に起こしたことが15日、分かった。

 訴状によると、亀田プロ側が未払いとしているのは、兄弟が出場した07年4〜7月の3試合分。契約で受け取る予定だったファイトマネー計約9700万円の一部しか支払われず、協栄側に対する貸し付けも返済されていないとしている。さらに、大毅が内藤大助と対戦した07年10月の世界戦に関してもファイトマネーの前提となる興行収支が明らかにされていないとして説明を求めている。

 この日は東京地裁で第1回口頭弁論が開かれた。協栄ジムの金平桂一郎会長は「すべて法廷でお話しします」と争う姿勢。亀田ジムの五十嵐紀行会長は「弁護士に一任しております」とし、担当する「行列のできる法律相談所」などに出演中の北村晴男弁護士は「未払い分を払ってもらえるようにしたい」と話した。

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