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以前から学園前駅前の一等地の市有地を奈良市が近鉄に3億4千万円も低い価格でたたき売ったと問題にした。
 近鉄学園前駅側の奈良市西武公民館跡地の近鉄電車の子会社の近鉄不動産への3億4千万円も低い価格での叩き売りは、地方新聞である奈良新聞が取り上げるところとなった。近鉄にすでに売却されているが同価格での買い戻しも検討すべきだという意見だった。

 なお今週でも着工するのではという情報があった。まだしていないが。

 それで、近鉄はすでに着工間近という段階なのでもうどうにもできないと半分あきらめかけていた。今回市議会議員になった意見書を出した「奈良市を見まもる会」の代表の酒井たかえは、今や注目の33歳の仲川げん市長が、市議会への挨拶回りに寄ったので、今週でも着工だと聞いたので抗議文を用意した。何とか買い戻してもらえないかというと、
困ったような顔で、
「それは聞いて知っている。しかし買い戻して市民の利益になるか検討が必要だ」と言われた。少しやる気がなさそうな。

 それで、同価格で買い戻せないか、月末に酒井たかえと「奈良市を見まもる会」の主な市民と市長と面会することになった。これでダメならアウトである。何とかいい手がないだろうか。

 しかし、奈良市のもっともおかしな問題で仲川氏は奈良市政の改革を宣言して奈良市長になったのに姿勢があまりに弱いではないか。いわれなくても知っているのなら真っ先に率先して取り組まねばならないはずだ。この姿勢は就任早々嘆かわしい。

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【2009/08/12 00:00】 | 政治・経済
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Re: 無視なら未承認のままほっとくと思いませんか
奈良たかし
> あれ、無視ですか!?
> 是非コメントをお願いいたします。
ぱぱん様
無視なら未承認のままほっとくと思いませんか。今はこの件は動きがあるので注目を引きたくないので書けないのです。少し待ってくださいね。それと書きますがあまりお気に気に入らないとは思いますが。


ぱぱん
あれ、無視ですか!?
是非コメントをお願いいたします。


ぱぱん
私は橿原市出身の奈良県民です。奈良県民でなければ書き込みをしてはいけないのですか??
すみませんが、理解できません。

確かに先日のエントリをよく読んで折らず失礼いたしました。よく確認をいたしました。
ようは酒井たかえ氏の意見及び大和ハウスの案を支持されているわけですよね。
確かに3億以上も安い近鉄案を採用した以前の奈良市の決断は問題があるかもしれない。かといって、正式な手続きを経たものである取引を、市長が変わったからといって即停止できるものではない。
そのようなこと資本主義に反する暴挙である。

よく考えて頂きたい。
もし大和ハウス案を採用して、保育関係施設ができたとして誰が運営するかというと主体は奈良市である。民間でも奈良市が補助することになる。
学園前駅前の一等地に保育所があっても料金も高くなるだろう利用者は多いはずがない。
赤字確定である。結局奈良市民の税金で長期に補填することになる。補填額が1年1億ならば5年で5億、10年で10億だ。それでいいというのか?
保育所、集会所は住宅街の中にあって意味があるのであって、駅前には必要ない。
近鉄の経営であれば奈良市の財政に関係ない。駅前にショッピングセンターやフィットネス、メディカル施設ができれば学園前駅周辺はもちろん、近隣の駅からの集客も期待できる。
一時の売却額が安くともそれを超える効果があり長期的視点に見れば奈良市民に利益があるのであれば、極めて現実的な選択あると私は思う。

Re: 問題点を理解してから
奈良たかし
> 私は市長がおっしゃるのは大変現実的な意見であると思いますが。
>
> お伺いいたしますが、
> 奈良市に3億4千万円で買戻しをさせて、何を建設すればよろしいですか?で、その財源はどこから出しますか?
 奈良県民でないのでしょうか。それで問題になっているプロポーザル入札のことそのものが理解できないのでしょうか。新聞を読んでないのなら冒頭の前回のエントリを読んで問題点を理解してから発言していただけませんか。



ぱぱん
私は市長がおっしゃるのは大変現実的な意見であると思いますが。

お伺いいたしますが、
奈良市に3億4千万円で買戻しをさせて、何を建設すればよろしいですか?で、その財源はどこから出しますか?


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 千葉市長に続き、全国で2番目に若い市長となった奈良市長仲川げんさんの動向が注目されている。
 その一つがどういう考えなのかわからないということにある。実は仲川げんさんは最初民主党の馬淵奈良県連代表・衆院議員から立候補の打診があったときに民主党に押されて出るのをかなりためらっている。最初の単独インタビューである下記の毎日新聞記事でも「民主党」のみの字も出てこない。

 仲川げんさんは、「NPOセンター」というNPOを支援するためのNPOの役員として尽くしてきた。問題は改憲、タカ派、新自由主義かということにある。
 馬淵澄夫県連代表・衆院議員は改憲色がかなり強い右派である。知り合いが本人が駅ビラまきしていたので、「改憲派ではなかったら応援します」と言ったが苦笑いされるだけだった。
 また、4年前の奈良市議選の決着後に、とある市会議員が民主党と会派をともに組めないか民主党奈良市議団と話し合いに行くと、なんと「護憲を捨てない限り会派は組めないと目前に言われた」そうだ。馬淵県連代表が強硬な改憲派である影響はあまりに強い。
 その意味で、仲川げん氏の動向が政治に与える影響は大きいのだ。ぜひ馬淵澄夫氏からは自立して平和と民主主義と憲法の精神を守ってほしい。

 仲川げん奈良市長の「奈良マニフェスト」を末尾に掲載する。これは、かなり、詳細な政策項目と達成時期が明確にされているもので、仲川げん市長の言う「しがらみ・利権政治と決別し、徹底した行財政改革を行います」という言葉を具体的な形にしたものだ。今後達成と進捗を監視して行かなければならない。

 たしかにあまりに無駄は多く、既得権益の塊と化していて、財政赤字を垂れ流している。それに切り込めるか。

<奈良市長選>首長グループ参加、今はない 当選の仲川さん
7月13日10時39分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20090713-00000017-mai-pol


奈良市長選に当選した民主推薦の仲川げんさん(33)が12日深夜、奈良市角振町の事務所で毎日新聞のインタビューに応じた。大阪府の橋下徹知事らが掲げる次期衆院選に向けた「首長グループ」について「政争ありきの要素が多い。目先の選挙へ影響を与える思惑だけでは意味がない」と批判し、現段階では参加しない意向を表明した。

 仲川さんは、早稲田大マニフェスト研究所(所長・北川正恭元三重県知事)や政策シンクタンク「構想日本」から助言を受け「改革派」を目指しているが、橋下知事らの動きについては「大阪府が行った改革に汎用性を持たすというような中身のある連携なら必要だが、現段階では何を目指すのかわからない」と指摘。すぐには参加しないが「政策的な中身があるなら乗る余地はある」と述べた。

 また、「民主の改革色がうねりまくった。逆小泉旋風が吹き荒れている」と選挙戦を振り返る一方で、「中身がない人が小泉チルドレンになり、全国で大変なことになった。中身なしの追い風は今後、真価が問われる」と述べ、自らを戒めた。

 政策面では、市長退職金(1期3450万円)の廃止や無駄な事業の見直しなどのほか、現在5階にある市長室を1階に移し、ガラス張りにすることを検討するという。【泉谷由梨子】



仲川げん奈良マニフェスト
マニフェストは、私と市民の皆さんとの約束です。私は現場感覚を第一に、市民の皆さんの声を聞きながら、生活(くらし)第一の奈良づくりに挑戦します。約束したことは、必ず実現し、毎年、実行状況を検証して、市民の皆さんにお知らせします。私は、市民の皆さんの声に耳を傾け、しがらみのない若い力で、新しい風を奈良に送り込みます。


ゼロ宣言1 行政のムダゼロ

http://www.nakagawagen.net/
manifest/manifest_1.php


しがらみ・利権政治と決別し、徹底した行財政改革を行います。行政のムダを徹底的に洗い出し、将来への負担を減らします。本来の行政のあるべき姿を問い直し、市民のための行政を取り戻します。

■総額650 億円の大型箱モノ事業を見直します。
現在進行中のゴミ処理場移転事業などの大型箱モノ事業が、本当に市民生活に必要なものかを検証し、規模、内容、コストなどの面からすぐに見直します。

■行政を、「見える化」します。
議員の口利きや市職員への働きかけ行為については、文書で記録し、徹底した情報公開を行います。また、予算の編成過程を明らかにし、どのような優先順位に基づいて事業が実施されるのかを市民の皆さんに積極的に説明します。
2009年度より実施

■不要な事業を廃止・縮小し、37億円の政策予算を生み出します。
前例踏襲で続けてきたすべての事業を対象に、市民の皆さんと一緒に公開事業仕分けを行います。ゼロベースですべての事業の要・不要、優先順位やコストを見直すことにより、2009 年度一般会計予算額1,236 億円の3%にあたる37 億円の政策予算を生み出します。
2010年度 予算に反映

■天下り根絶。外郭団体は整理統合します。
機能が重複する施設や時代のニーズに合わない外郭団体は見直し、市職員による天下りは禁止します。
2010年度より実施

■市長の退職金を廃止します。
市長退職金(1期3,450万円)をはじめ、副市長など特別職の退職金を廃止します。また市長の多選禁止条例を制定、慣れ合いや癒着を防ぎます。
1 期目より実施

■公用車を大幅に削減します。
2009 年度中に、現在724台ある公用車の要・不要を見極め、削減します。

■職員の人数、人件費を見直します。
職員を適材適所に配置するとともに、早期退職制度の導入などにより職員数を最適化します。各種手当についても、市民感覚で納得のいくものに限定します。
2010年度より実施

■「しがらみ公共工事」を禁止します。
市長や市議会議員、その三親等以内の親族が経営する企業への公共工事等の発注を禁止する政治倫理条例を制定します。

■職員養成塾を開きます。
地方分権や道州制の導入を念頭に置きながら、これからの自治体職員に求められる能力を養成します。
2010年度より実施 予算500 万円

■外部の人材を活用します。
高い専門性をもった外部人材を積極的に登用することで、ご都合主義に風穴を開け、職員の専門性を高めます。人事評価にも外部の視点を取り入れます。
2010年度より実施

■各部長と、マニフェストを結びます。
市長が市民と約束したマニフェストを部局ごとに推進するため、市長・部長間でマニフェストを結びます。目標の達成度や評価をしっかり行います。
2010年度より実施


ゼロ宣言2 生活(くらし)の不安ゼロ

http://www.nakagawagen.net/
manifest/manifest_2.php


安心して生活できる街をつくります。子育て、教育、医療の分野に優先的に予算をつけ、生活(くらし)を守る奈良市政を実現します。

■助産師・保健師を、身近に置きます。
助産師・保健師が、奈良市男女共同参画センター・西部公民館に常駐し、赤ちゃんの成長や母乳育児などについての相談が気軽にできる体制を整えます。各公民館も月1回訪問し、きめ細かい産後ケアを実施し、安心して子育てできる街をつくります。
2010 年度より実施 予算:1,500万円

■2年以内に、保育所待機児童をゼロにします。
市内の主要駅に駅前保育所を5ヵ所設置します。既存の市立保育園、幼稚園についても、病児保育や、午前7時から夜7時までの延長保育など、多様化する保有ニーズへのサービスの拡充を図ります。
2011 年度より実施 予算:6億円

■医療費補助の対象を、中学生まで広げます。
乳幼児に加え、医療費補助(通院・入院)の対象を、中学生(15歳)まで広げます。
2011年度より実施 予算:4億円

■4年以内に医師と看護師を50 名増やします。
病院のたらい回しが起きない地域医療体制を構築します。医師、看護師の労働環境を向上し、独自の研修プログラムを実施します。働きやすさ日本一の公立病院をめざします。また、奈良市出身の医学生への奨学金制度等により、奈良の医療を守る人材に投資します。
2013年度までに実現 予算:3億円

■ずっとこの街で。安心介護の街にします。
小規模多機能型居宅介護施設を中心に、医療・介護・福祉の連携により高齢者が最期まで尊厳を持って生きられる街をめざします。小規模多機能施設の開所に最大300万円の支援を行います。
2010 年度より実施 予算:3,000万円

■中学校でも、地産給食を実施します。
健康で安心・安全な食を提供するため、小学校に加え中学校でも給食を実施します。食材は、地元産農作物を30%以上使用することをめざします。
4年以内に実施できるよう、すぐに検討を開始

■地域で決める「学校予算」、はじめます。
図書や楽器の購入やビオトープの整備、ゲスト講師や外国語指導員の招聘等、学校の希望や地域事情に合わせて使い道が決められる予算を設けます。
2010年度より実施 予算:1億円

■小学校のすべての学年を、30人学級にします。
4年以内に実現 予算:4 億円



ゼロ宣言3 観光の渋滞ゼロ

http://www.nakagawagen.net/
manifest/manifest_3.php


1000 年後も安心して住み続けることができる都市をめざします。観光政策をハードからソフト中心へと転換し、環境に配慮したまちづくりを行います。

■市内公共交通機関の1 割を、エコ化します。
市内運行バスのCNG(圧縮天然ガス)化や、充填ステーション設置に対する補助、タクシーのエコカー化に対する助成を行い、4 年以内に1 割をエコ化します。
2010年度より実施 予算:3000万円

■土日・春秋の観光渋滞を解消するために、世界遺産ゾーンへの乗用車流入を規制する方法を早急に確立します。

■放置自転車を無くします。
まず、駅前の駐輪場を整備します。そして、環境にやさしい自転車利用を促進します。
4年以内に実現

■歴史的な景観を守るために、奈良町の無電線化に取り組みます。
4年以内の実現に向け、2009 年度内に検討を開始します。

■家庭用ソーラーパネル設置を補助します。
国の補助7万円/ KW に加え、市独自の補助5万円/ KW を実施します。クリーンエネルギーでCo2 排出量を低減します。
期限:2010年度より実施 予算:500万円

■ゴミのない商店街にします。
閉店後に放置された商店街のゴミを観光客の目に触れない場所に一括集積。世界遺産都市として恥ずかしくないゴミ対策をすぐに実行します。

■街の商い繁盛プロジェクト、はじめます。
郊外の大型店に流れる消費を街中で引き止めるため、歴史的景観・街並みを保存し、歩いて楽しめる観光地としての奈良をPRします。
2010年度より実施 予算:500万円

■「奈良版1%条例」を制定します。
個人住民税の1%を、自分の選んだ団体やテーマへ寄附できる条例を制定し、税の使い道に自分の意思が反映するしくみをつくります。また、NPO・ボランティアグループの持続的な活動展開を支援します。
期限:2010年度より実施 予算:2500万円

■空き家をなくし、次世代につなぎます。
概ね築30 年以上経ち、家族構成の変化で持て余した家屋を若年ファミリー世帯につなぐしくみを確立し、新規世帯の転入を促進します。また町屋バンク(仮称)を設立し、町屋に対するニーズにも対応します。
2012年度より実施

■コミュニティビジネスを支援します。
奈良の地域特性を活かしたコミュニティビジネスを支援、新たな雇用を創出します。また地域課題の解決とビジネスを融合させた社会起業家も支援します。
2010年度より実施 予算:500万円

■世界遺産大学を開講します。
奈良に暮す人が世界に誇る奈良の魅力を再発見する学びの場を創ります。また、1300 年に渡り、世界遺産を守り続けてきた知恵を世界に発信していきます。
2010 年度より実施 予算:1,000万円

■市民による自治を支援します。
NPO・ボランティアや、地元大学、商店街等、地域の資源を連携させて、自分たちで街を良くしよう、元気にしようという動きを活性化します。行政がすべて担う時代から、市民による自治の支援にシフトします。

■「観光産業創業支援ファンド」を設立します。
新たに観光関連産業を立ち上げようとする事業者に対し、ビジネスプランコンペを実施。入賞者には専門家による経営指導等、積極的なバックアップを行います。
2010年度より実施 予算:500万円

■「奈良市第4 次総合計画」(2011年〜20年)を、市民参加で作り上げます。


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【2009/07/22 17:32】 | 政治・経済
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