政権交代

　私たちはそんな中でマニフェストを作り上げて参りました。

　子ども手当の問題にしろ、ぼろぼろになった年金を何とか正していく、こういったテーマにしろ、そのための財源をどうするんだ、その思いの中で私たちは無駄遣いを一掃しなきゃならん、まずは無駄遣いを一掃するべきだ、その中で行政刷新会議というものを作り上げてまいりました。国家戦略局というものも作り上げていきたい、そしてそこによって国民のみなさん方に、必ず国家的な役割を、指針というものを見出しながら、期待に応えて参りたい、このように感じているところでございます。

　多分、いろんな試行錯誤の中で失敗することもあろうかと思います。ぜひ、国民のみなさんにもご寛容を願いたいと思っております。　

　なんせ、まだ、ある意味での未知との遭遇で経験のない世界に飛び込んで参ります。政治主導、国民主権、真の意味での地域主権の世の中を作り上げていくために、さまざまな試行実験を行って参らなければなりません。従いまして国民のみなさま方に辛抱強く新しい政権を、お育てを願えれば、大変幸いに思っております。

　わたくしどもは、そのような中で、連立政権を樹立をする決意を固めた次第でございます。あくまで、国民のみなさま方のご期待に応えるような、正しい政権を作りたい、その思い一つで連立政権を樹立いたした、その思いをみんなでかみしめながら、スタートして参りたいと思っておりますので、どうか、国民のみなさま方にも、ご辛抱の中で、ご指導、ご支援いただきますことを心から祈念をいたします。どうぞよろしくお願いを致します。