鳩山主将に「五輪」&「W杯」招致協力要請を
鳩山内閣が誕生したことを受け、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は16日、「スポーツ界を代表して一日でも早くお会いし、スポーツ行政に関する考え方を示したい」と述べ、早期会談を求める意向を明らかにした。
東京が招致を目指す2016年夏季五輪の開催都市を決める10月2日の国際オリンピック委員会(IOC)総会(コペンハーゲン)には「鳩山さんにぜひとも出ていただきたい」と、出席を求める考えをあらためて強調。スポーツ庁創設やスポーツ基本法制定にも理解を求め、新政権とのパイプづくりを目指す。
日本体育協会の岡崎助一専務理事は「自民党政権と同様、スポーツ振興の財源確保をお願いしたい」と述べた。
日本サッカー協会は18、22年のワールドカップ(W杯)招致を目指しており、政府の協力は不可欠。犬飼基昭会長は「今まで(の政権にも)いろいろ協力していただいているので、それを継承して今後もバックアップしてもらいたい」と、鳩山首相に期待した。