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鳥取大病院:救命救急センター増築、機能強化図る--来年3月着工 /鳥取

 ◇面積2.5倍に

 鳥取大医学部付属病院(米子市西町)の救命救急センター増築計画が15日、発表された。面積は現在の2・5倍の620平方メートルになる。来年3月に着工し、同10月に完成する。総事業費約5億円という。

 同病院は救急業務を予定していなかったが、県と地元の要望を受けて04年10月、同センターを設置。スペースは1階に253平方メートルしか確保できず、当初から手狭だった。

 増築は病院西側の駐車場スペースを使用し、病院と接続させる。鉄筋平屋で、現在のセンターをまるごと移す。救命救急室(ER)は現在の1室から3室に増える。2階の画像診断装置や4階の手術室へのアクセスも改善され、患者や医師の移動にかかる時間が大幅に短縮できるという。

 同センターは8月、利用患者に時間外診療特別料金制を導入し、入院不要の軽症患者には5250円を負担させている。制度導入で8月の軽症患者は、前年の737人から362人に大幅に減少したという。

 豊島良太院長は「主に重症患者に対応するセンター本来の姿に近づき始めた。センター増設で機能強化を図り、地元の期待に応えたい」と抱負を語った。【小松原弘人】

毎日新聞 2009年9月16日 地方版

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