『クレヨンしんちゃん』の漫画家が行方不明で捜索願
日本のみならずアジア各国で人気の漫画『クレヨンしんちゃん』の作者・臼井義人(うすいよしと)先生が、9月11日から行方がわからなくなっていることが明らかになった。捜査に当たっているのは埼玉県警春日部署で、いまだに行方がわかっていないようである。
臼井先生が11日に行方がわからなくなり、12日になっても戻ってこなかったことから家族が警察署に捜索願を提出。16日2:38現在も臼井先生の居所はわかっていない。臼井先生が失踪したことは産経ニュースが伝えたことでインターネットでも広まり、ブログや掲示板などではちょっとした騒動になっている。
『クレヨンしんちゃん』は双葉社が発行する『漫画アクション』で連載していたものの、現在は『まんがタウン』や増刊雑誌で連載や掲載を続けている。もともと青年誌からスタートした漫画ではあるが、子どもから大人まで広い層に愛されている漫画作品となっている。
9月5日から草なぎ剛主演で公開中の日本映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の原案となった映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』の原作者でもあり、漫画界、アニメ界、そして映画界に多大な影響を与えた人物だけに、行方が気になるところである。
双葉社の仕事をよく請け負っていたというライターは「漫画を描くことが嫌になっていなくなった、ということもありえますが、双葉社は結構しっかりとした編集者の方が多く、作家のメンタル面も把握している人が多いはずですよ。ですから、仕事が嫌になっていなくなったとは考えにくいですし、考えたくないですね」と語る。早期に臼井先生の居所が判明し、無事でいてくれることだけを願うばかりだ。
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