岡山放送局

2009年9月15日 19時51分更新

学級閉鎖で修学旅行中止も


新型インフルエンザの感染が広がる中、岡山市の小学校では学級閉鎖などの措置が取られた場合はこの秋の修学旅行は延期や中止とする方針が決まりました。

この方針は岡山市内の93校の小学校の校長が集まった会合で決まりました。

会合では新型インフルエンザ対策について話し合われ、岡山市内の小学校で来月一斉に予定されている6年生の修学旅行について、新型インフルエンザで学級閉鎖以上の措置が取られた場合は、保護者と協議したうえで延期や中止とする方針が確認されました。

そのうえで校長会では旅行業者に対して新型インフルエンザが原因で修学旅行の延期や中止をした場合は、キャンセル料を徴収しないよう要望したということです。

旅行業者が校長会の要望を受け入れるかどうかはまだわかっていませんが、校長会の幹部は「修学旅行は延期しても、実施する方向で検討して欲しい」と話していました。

参加した校長は「6年生の最後の思い出となる修学旅行なので何とか実施したいが、感染が確認された場合は旅行の延期や中止もやむを得ない」などと話していました。岡山市小学校長会の高柳光成会長は「旅行業者には引き続き対応を求めていきたい」と話していました。