2009年9月15日 19時51分更新
8月の大雨で大きな被害を受けた美作市では壊れた家財など大量に出たごみの処理が問題となっていて、15日、美作市の安東市長が岡山市にごみの受け入れを要請しました。
美作市では、8月の台風9号による大雨の影響で家屋の倒壊や浸水などの大きな被害を受け、壊れた家財などおよそ6000トンの災害ごみが発生して1か月以上たった今もその処理に追われています。
15日は美作市の安東美孝市長が岡山市役所を訪れ、岡山市の高谷市長に災害ごみ、およそ1500トンの受け入れを要請しました。これに対し高谷市長は「わかりました」と応え、前向きに取り組む姿勢を示しました。
岡山市では市内に4か所あるごみ処理施設のうちの1つで早ければ来月から受け入れにあたることにしています。
高谷市長は「災害にあった美作市については近隣の自治体が助ける必要があるため、議会や地元の理解を得られるよう前向きに取り組んでいきたい」と話していました。