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都議会:天下り、ダムで質問 /東京

 都議会第3回定例会は15日、一般質問が行われた。

 【天下り】

 民主党の花輪智史議員は、都に指導監督責任のある監理団体が、99年の64団体から33団体に減り、一部は都の出資が25%未満の報告団体に移行していることを指摘した。

 監理団体は08年以降、課長級以上の都職員の再就職について氏名が公表されているが、報告団体は独立性が高いことなどから件数のみの公表となっている。総務局人事課によると、08年に退職した都職員276人のうち、監理団体に57人、報告団体には23人が再就職している。

 花輪議員は「報告団体についても情報開示を進めるべきだ」と指摘。石原慎太郎知事は情報開示の方法について「正すべき点があれば正すよう指示している」と答弁した。

 【八ッ場(やんば)ダム】

 民主党の笹本尚議員は、本体工事入札が延期された八ッ場ダム(群馬県)について、石原知事が「建設が中止された場合、支払い済みの都の負担金457億円を返還請求する」と述べたことに触れ「政権を選択した国民との齟齬(そご)はないか」と質問。花輪議員も「最新データに基づいて水の需要予測をすべきだ」と指摘した。

 石原知事は「民主党は大勝されたが、公約すべてを国民が是としたわけでは絶対ない」と述べ、都の主張を見直す考えはないことを強調した。【市川明代】

〔都内版〕

毎日新聞 2009年9月16日 地方版

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