首都圏放送センター

2009年9月16日 0時23分更新

新型インフル感染 都市で急増


新型インフルエンザの感染拡大が続くなか、先週1週間にインフルエンザが原因で休校や学級閉鎖などの措置を取った小中学校や高校などは、全国で2158施設と都市部を中心に前の週の2.8倍に
急増していることが厚生労働省のまとめで分かりました。

厚生労働省は新型インフルエンザの流行状況を把握するため全国の保育所と幼稚園、それに小中学校と高校で休校などの措置をとった場合に報告を求めています。
それによりますと今月12日までの1週間に休校や学年閉鎖、学級閉鎖の措置をとった施設は徳島県を除くすべての都道府県のあわせて2158施設となり、前の週の772施設のおよそ2.8倍に増
加しました。
都道府県別にみると最も多かったのは東京の372施設で、次いで埼玉の184施設、大阪の128施設、千葉の122施設などと
関東や近畿の都市部で急増しています。
厚生労働省はこれから秋に向けてさらに感染が拡大する恐れもあるとして、うがいや手洗いなどの感染予防策を徹底するよう呼びかけています。