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のりピー弟「姉とやめる」完全に中毒

 酒井法子被告(38)の弟で、覚せい剤取締法違反(使用)罪に問われた元暴力団員、酒井健(たけし)被告(30)=福岡市早良区=の初公判が14日、福岡地裁(溝国禎久裁判官)であり、健被告は起訴事実を認め、「姉とともに薬をしっかりとやめたい」と述べた。公判は即日結審し、検察側は懲役3年を求刑した。判決は、酒井法子被告の初公判の2日後の10月28日。

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 酒井被告保釈決定のその日、何の因果か、異母弟の初公判が故郷・福岡で行われ、驚くべき事実が明らかになった。

 検察側の冒頭陳述によると、健被告は中学時代に先輩から勧められ、覚せい剤を初めて使用。高校中退後に暴力団組員となり、何度か服役しながらこれまでに少なくとも計100回は使用したという。

 覚せい剤での服役の過去もあり、完全なシャブ中状態だった健被告。検察側は「依存性は相当根深い」と常習性を指摘したが、健被告は被告人質問で「今回は(これまでと)違う。姉が逮捕され、多くの人に迷惑を掛けた。覚せい剤とは今回で縁を切りたい」とした上で「姉は自分にとって大切な家族。今後姉とともに薬をやめ、しっかりやりたいと思っている」と述べた。

 起訴状によると、健被告は今年6月27日、福岡市中央区の路上を走行中の自動車内で覚せい剤入りカプセルを飲んだとされる。逮捕のきっかけは同6月29日、知人から軽乗用車と現金3000円を脅し取ったとして、恐喝容疑で逮捕されたこと。この時の様子がおかしかったことから、尿検査を実施。覚せい剤の使用反応が出て再逮捕されていた。恐喝事件については処分保留となっている。

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