英国で女性による家庭内暴力の数が急増しているが、昨今の『ラデット文化(Laddette=男性のように振る舞う粗野な女性)』が原因のひとつにあると考えられている。
自由民主党が入手した統計調査によると、夫や恋人に暴力をふるって有罪になった女性の数は過去5年間で4倍にも増加したという。
2004年から05年に家庭内暴力で有罪になった女性の数は806人だったが、08年から09年は2,968人に増加している。しかし、起訴数は依然として低く、報告されたケースのわずか6.4%に留まっている。
シンクタンク「Civitas」で家庭・教育を担当するアナスタシア・デ・ワールさんは「酔っ払って家庭で暴力をふるうのは男性のすること、と考えられがちだった。けれど、今や女性も泥酔するようになり、これまで男性がしてきたような振る舞いを女性もするようになったのは嘆かわしい」とコメントしている。
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