坂出市は15日、耐震化のため全面建て替えの方針を示している市立病院(同市文京町)について、外部有識者を委員とする「あり方に関する検討委員会」を10月中に立ち上げることを明らかにした。学識経験者、関係する自治体や団体の代表者ら10人以内で構成。基本構想・基本計画の策定に関して協議を行う。
同日開かれた市議会市立病院運営・整備等特別委員会(木下清委員長)で、市立病院側が説明した。
市によると、「あり方検討委」の人選はこれから。大学教授のほか、市医師会や県保健所の関係者などが想定される。市民の代表者も含むといい、いずれも綾市長が委嘱・任命する。
同病院の運営・整備に関しては、同特別委と庁内の検討委が既にあり、委員会は3組織となる。今後は、各委員会間で情報の共有や協議を進め、医療経営コンサルタント業者にも協力を求めていく方針。