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“経歴が多彩すぎるセンセイ”として注目を集める民主党の田中美絵子衆院議員(33)が14日、永田町での本格始動に向け上京した。小松空港から羽田に移動する姿をスポーツ報知がキャッチしたが、取材対応はなし。日々明らかになる意外な過去についての説明は、この日も聞くことはできなかった。また、15日発売の写真週刊誌「フラッシュ」では、かつてお笑い集団「大川興業」に所属していたことが報じられている。
田中氏はこの日午後4時ごろ、地元の小松空港に姿を現した。女性スタッフ同行で、グレーのスーツ姿。手にはもう一着のスーツを持ち、穏やかな表情。搭乗時間ギリギリだったこともあり、足早に搭乗ゲートをくぐった。
羽田空港でも報道関係者が待ち受けたが、VIP用の出入り口から去った模様で、取材への対応はなかった。
この日午前には、初登院前の、最後の地元へのあいさつ回りを済ませた。15日には都内で、新人議員に向けた党の組織や国会の仕組みなどを説明するガイダンスに出席する。16日には特別国会がスタートし、いよいよ「田中先生」が永田町で本格始動する。
コスプレ風俗ライター、映画へのヌード出演、エジプトでピラミッドにのぼり“逮捕”…など、次々意外な過去が明らかになっている。15日には、田中氏が報道に対しどのように対応するのかに加え、小沢一郎代表代行(67)からどんな注文がつくのかが注目される。なお、田中氏ら“小沢ガールズ”は、小沢氏と同じ、第一議員会館の6階に事務所が集められることが分かっている。
そんな中、またまた田中氏の「新しい顔」が報じられた。写真週刊誌「フラッシュ」によると、田中氏はかつて、政治ウオッチャーとしても知られる大川豊総裁(47)が率いる「大川興業」に所属していたという。
大川興業によると、田中氏は作家見習いとして7~8年前に所属。半年~1年ほど在籍したが、特に強い印象は残さずに去っていったという。事務所では選挙中「どこかで見た顔だ」と思った人もいたが、すぐに思い出す人は皆無。最終的には「珍しく女性を2~3人採用した年があり、菊地さん(結婚していた際の姓)という名の、きれいな女性が、そういえばいた」という記憶で一致したという。
作家見習いはノーギャラながら、履歴書と面接で採用を決める。「礼儀をわきまえたきちんとした人かどうか」が判断材料という。大川総裁をトップとする大川興業には、新人を含め十数人が所属。年に2~3人が合格して興業入りする。事務所では「基本は男社会。自分から入ってくるんですから、かなり積極的な人だったと思います」と話していた。
◆大川興業 大川豊氏が明治大学在学中の1983年に結成。オウム真理教から総裁選まで、あらゆるジャンルをギャグにする笑いと、過激なパフォーマンスで知られる芸人軍団。テレビ出演やさまざまな形態の公演を行う。江頭2:50、阿曽山大噴火らが所属している。
(2009年9月15日06時02分 スポーツ報知)
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