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【政治】

福島氏は少子化・消費者相

2009年9月15日 夕刊

 民主党の鳩山由紀夫代表は15日、新政権の閣僚・党役員人事について最終調整に入った。同日夕の両院議員総会で、小沢一郎代表代行の幹事長就任など党役員人事が了承された後、鳩山氏が党内の閣僚候補にポストを内示し、すべての閣僚を内定させたい意向だ。同日午後までに連立政権を組む社民党の福島瑞穂党首は少子化対策・消費者・男女共同参画・食品安全担当相に内定した。

 民主党は同日午前、党本部で幹部会、役員会、常任幹事会を相次いで開いた。党役員人事や、16日の政権発足に向けた対応などについて協議。すべての人事を鳩山氏に一任することを決めた。

 鳩山氏は常任幹事会の冒頭、「新しい日本の夜明けの政治をみなさんと一緒につくり出していきたい。その先頭に立って頑張りたい」とあいさつした。

 その後の両院議員総会で、小沢氏の幹事長就任に加え、国対委員長や幹事長代理などの党役員人事を正式決定する。これに先立ち、すでに衆院議長に充てる方針を固めていた横路孝弘前副議長に議長就任を正式に要請し、横路氏は受諾。予算、議院運営委員長など主要な国会人事も同日中に決める見通しだ。

 閣僚人事では、菅直人代表代行を副総理兼国家戦略局担当相(党政調会長兼務)、岡田克也幹事長を外相、平野博文役員室長を官房長官に起用することが内定している。

 

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