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2009年09月10日
日本ロレアル、髪へのダメージの少ないヘアカラーを開発
日本ロレアルは、髪の表面に存在し、手触りに関与する脂質である18-MEAの脱落を抑制する処方を開発、ダメージの少ないヘアカラーへの道を開いた。
今から約100年前、ヘアカラーはロレアルの創業者である化学者、ウージェンヌ・シュエレール氏によって開発・商品化された。この酸化染料と呼ばれる染料を使うヘアカラー手法は、今も全世界のヘアサロンや家庭で最も広く使用されている手法だが、染料の化学反応の促進や、毛髪内への浸透を助けるために、アンモニアなどのアルカリ剤を必要としている。
しかし、アルカリ剤は同時に、18-MEA(メチルエイコサン酸)と呼ばれる、髪のキューティクル表面に結合し、髪を保護する役割を持つと考えられている脂質の脱落をもたらすとのこと。この脂質の脱落は髪表面の摩擦係数を上昇させ、髪同士の摩擦によるキューティクルの損傷に繋がると考えられており、これがヘアカラー後にしばしば訴えられる、髪の手触り悪化の一因とされている。そこで、毛髪表面の摩擦を低減するため、ヘアカラー剤にはカチオン性ポリマーなどの、潤滑を助ける成分が配合されているという。
ロレアルでは、カチオン性ポリマーの研究を行う一方で、18-MEAそのものを残存させやすいヘアカラー処方の開発に取り組んできたとのこと。その結果、ヘアカラー剤を油分の多い組成にすると共に、用いる乳化剤の構成を親水性・親油性バランスの観点から調整することで、ヘアカラー施術後の毛髪表面上の18-MEAを、同社従来品との比較で25%も多く維持できることを見出したという。また、9回連続のヘアカラー施術後では、18-MEAの維持量は、従来比で50%多くなったとのこと。
ロレアルでは、この知見の詳細を、9月10日から名古屋市で開催される「第48回日本油化学会年会」で発表致する。また、同技術の応用によって作られた髪へのダメージの少ない新しい処方のヘアカラーは、「ロレアル プロフェッショナル」ブランドから美容室専用ヘアカラー「アルーリア」として9月16日から上市される。
日本ロレアル=http://www.nihon-loreal.co.jp/
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