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【愛知】

県、地域医療再生へ大枠 尾張、東三河など重点に

2009年9月15日

 救急医療の充実や医師不足解消に向けた地域医療再生事業で、県は尾張、東三河両地区などを対象に、病院間連携や救急医療態勢を重点的に進める計画案の概要をまとめた。14日の県医療審議会で示した。

 同事業は、国が本年度補正予算の基金事業として3100億円を計上。県は10月中旬までに国に計画を提出し、国の審議を経て11月ごろに事業採択が決まる。

 県がまとめた計画案では、尾張、東三河地区で、救急対応施設の整備や平日夜間診療の拡充などにより病院間連携を促進させる。全県的にも、医学部のある大学と連携した研修拠点病院の整備などを掲げており、今年2月の有識者会議の報告書を踏まえた内容となった。

 このほか審議会では、祖父江元・名古屋大医学部長を、新たな会長に選任した。

 

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