岡山放送局

2009年9月14日 18時30分更新

感染拡大防止へ講習会


新型インフルエンザの感染が広がる中、お年寄りの福祉施設の職員に感染の予防方法や感染後の対処方法について説明する講習会が、岡山市中区で開かれました。

この講習会は岡山県の備前保健所と岡山市保健所が、お年寄りの福祉施設の職員を対象に開いたもので、300余りの施設からおよそ500人が参加しました。
講習会では、保健所の担当者が、新型インフルエンザは季節性のインフルエンザに比べ、感染力が強いものの症状は比較的軽く、数日で回復することが多いなどの特徴を説明しました。
その上で、施設の職員だけでなく、入所者にも手洗いやマスクの着用を心がけてもらうこと、感染者が出た場合には、患者に個室に移動してもらったり、ほかの入所者の健康観察を行ったりするなど、感染拡大を防ぐポイントを説明しました。
新型インフルエンザは高齢者が感染した場合、重症になりやすいとされ、保健所では「お年寄りの健康を守るためにも感染予防に細心の注意を払って欲しい」と話しています。