岡山放送局

2009年9月14日 18時30分更新

水上バイク事故 無免許操縦


13日、岡山県倉敷市の高梁川で3人が乗った水上オートバイが波消しブロックに衝突して1人が死亡した事故で、操縦していた女性は無免許だったことが分かり、海上保安部は業務上過失致死傷の疑いで調べています。

この事故は、13日午後、倉敷市の高梁川の河口付近にあるえん堤を水上オートバイが乗り越えて波消しブロックに衝突したもので、倉敷市に住む山口優鯉さん(44)が死亡したほか、21歳と22歳の女性2人が足の骨を折るなどの大けがをしたものです。

水島海上保安部によりますと、水上オートバイを操縦していた21歳の女性は小型船舶操縦免許を持っていなかったほか残る2人も免許を持っていなかったということです。

高梁川はふだんから水上オートバイで遊ぶ人が多いということですが、国土交通省岡山河川事務所によりますと、河口付近には危険を呼びかける看板が設置してあり、水上オートバイで遊ぶ人はほとんどいないということです。

水島海上保安部は、水上オートバイを操縦していた21歳の女性を業務上過失致死傷の疑いで調べています。