| 2009年 9月 14日 |
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岡山市長選 高谷市長に当選証書
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13日投開票が行われた岡山市長選挙で現職の高谷茂男市長が再選を果たしました。14日、高谷市長に当選証書が手渡され、2期目への決意を新たにしていました。政令市移行後、初となった市長選挙で戦後最多の6人が立候補する混戦を制した高谷市長。14日朝、職員らが出迎えるなか、晴れやかな表情で岡山市役所を訪れました。そして、市選挙管理委員会の梶田良雄委員長から当選証書を受け取り、政令市のかじ取りに決意を新たにしていました。高谷市長は約8万9000票を獲得し、元副市長など5人を破りました。2期目の任期は来月9日から4年間です。
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アスベスト訴訟で判決
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アスベストによる健康被害を受けたとして元従業員らが会社側に損害賠償を求めた裁判の判決です。高松地裁は元従業員らへの賠償は認めたもののその家族については請求を退けました。この裁判は石綿管を製造していた高松市の旧エタニットパイプの元従業員など33人がアスベストで健康被害を受けたのは会社側が安全対策を怠ったからだとして後継企業に対し、総額約11億4000万円の損害賠償などを求めていたものです。判決で高松地裁の吉田肇裁判長は「会社は十分な安全配慮義務を怠った」として、原告25人に対し、総額約4億7400万円を支払うよう命じました。しかし家庭内で間接的に健康被害を受けたと主張していた元従業員の家族8人については会社の責任は認めませんでした。この判決に原告側は会見で「家族被害が認められなかった点は不服だ」と話しました。一方、会社側は控訴を含めた今後の対応について内容を慎重に検討して判断していきたいとコメントしています。
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香川銀行と徳島銀行 正式に経営統合
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高松市に本店を置く香川銀行は徳島市の徳島銀行と14日、正式に経営統合の契約を交わし、来年4月に共同持ち株会社を設立することになりました。来年4月に設立する持ち株会社の名前は、「トモニホールディングス」で、香川銀行のビルに本社を置きます。香川銀行の遠山誠司頭取が代表取締役会長に、徳島銀行の柿内愼市頭取が、代表取締役社長に就任する予定です。統合は、経営基盤の強化と幅広いネットワークを目指すもので、統合後の預金残高は、約2兆2280億円で、四国の第2地方銀行としてはトップとなる見込みです。2つの銀行は、共同持ち株会社の子会社となりますが、銀行の名前の変更や店舗の統廃合はないということです。
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美作市豪雨災害 県に河川改修の要望書
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先月の台風9号による豪雨で多くの被害が出た美作市は14日、河川の改修などを求める要望書を岡山県に提出しました。美作市の安東美孝市長が14日、美作県民局を訪れ、要望書を提出しました。要望書では氾濫した山家川の全面的な改修や河川に設置されているえん堤の土砂の撤去を求めています。先月9日の豪雨では美作市内を流れる山家川などの氾濫で約800棟の建物が浸水するなど甚大な被害に見舞われました。美作市では今月末に山家川に監視カメラや水位計を設置することにしていて、県では、市の要望に答えられるよう努めると話しています。
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消費者ホットライン 香川県でスタート
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商品やサービスへの苦情・相談を全国共通の電話番号で受け付ける消費者ホットラインが14日から香川県で始まりました。これは消費者からの相談に全国共通の電話番号で応じるもので音声ガイダンスに従って郵便番号などを入力すると近くの消費生活センターにつながります。設置した消費者庁では当初、今月1日から全国一斉にスタートする予定でしたが設備の準備が間に合わず、香川県など全国5県で先行して始まりました。これまでバラバラだった相談窓口の電話番号を統一することで利用しやすくするのがねらいです。この消費者ホットラインは来月下旬から順次、岡山県を含む全国で開設される予定です。
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