大城一郎八幡浜市長が4月の市長選挙で掲げた「(医師不足の市立八幡浜総合病院に)直ちに医師3人を確保する」との公約が実現されていない問題で、大城市長は14日、9月定例市議会本会議の総括説明の中で「結果として『直ちに』という点は公約に反しているところであり、誠に申し訳ない」と「公約違反」を認め謝罪した。
「一層の努力を傾注して医師確保に努める」とも述べ、公約違反に伴い辞職する考えはないことも示した。
議会後、大城市長は報道陣に「早い時期に公約を達成したかったが、もう(就任から)5カ月たち、直ちに、という点は公約に反している」と謝罪理由を説明。「医師3人確保」については、現在も医師や病院側と交渉中で、まとまる時期は明らかにできないとした。