東京V“身売り先”をJ理事会で審議へ
昨年途中からの経営難で存続が危ぶまれているJ2東京Vに一筋の光明が見えてきた。7月にユース出身のOBらがクラブの経営権獲得を目指して「東京ヴェルディホールディングス株式会社」(本社・渋谷区)を設立。クラブは現在も数社の企業と交渉中だが、大山昌作取締役は13日、「ホールディングスが一番近いステージにはいる」と身売り先の最有力候補であることを認めた上で「理事会さえ認めてくれれば消滅はしないと思う」と来季のチーム存続についても初めて言及した。
ただ、すべては15日のJリーグ理事会で承認されるか否かにかかっており、同取締役は「承認されるのが一番いいが、こちらとしてはそこには力が及ばないので」と理事会に理解を求めていた。