AS気味だと感じたら、大変!精神科へ行かなくちゃ!!
5/20/09
自閉症は「疾病」である。「生まれつきの障害」である。
自閉症の研究が進んでいる英米と「日本」との、自閉症に対する認識の違いは、
自閉症、アスペルガー症候群と判断するのは、医者であることだ。
自閉症は疾病である
ガンであれば、病院へ行き、検査を受け、悪性腫瘍が認められて初めてガンと診断を受ける。
私はガンだけど、診断の必要性は感じません、は認められない。気のせいかもしれない。
統合失調症であれば、何度も慎重に問診を受けてようやく、統合失調症と認められ、診断が下る。
私は統合失調症だけど、診断の必要性は感じません、は認められない。早い治療が必要だ。
しかし、自閉症だけは、どんなに「疾病」だ、「生まれつきの障害だ」とガイドブックに書いてあっても、
私は自閉症だけど、診断の必要性は感じません、
私はアスペ気味だけど、診断の必要性は感じません。
私はアスペルガー症候群の当事者ですが、診断の必要性がありません。
はみんな簡単に、認めてしまう。
どうも、自閉症協会ですら、そのスタンスのようだ。
しかし、善意だけで自閉症協会に参加する時代はもう終わっている。
商売、書籍販売を目的に、診断が無く、さらに自閉症当事者と自称して
自閉症協会に参加してくる人間が居る時代だ。
今年(2009年)の4月2日は、あらゆる所で、自閉症の理解、啓発を促す催しが、
全国で開かれたようだが、実は、その催しを開いた連中の啓発が必要なのだ。
「自閉症は疾病である。明確な診断を受け初めて自閉症と認められる」という、
簡単な、疾病の大原則さえ、認識されていないのだ。
自閉症、アスペルガー症候群は、血液型占いでは無い。 真剣な疾病に対する話なのである。
当事者としては、それ程切実なものなのである。 金儲けに利用しないで欲しい。
COMMENT
●NO TITLE
まずは<理由を考えてみました>
○ガン:
放っておくと命の危険に関わる進行性の疾病なので 病院へ行って検査してもらい 検査の結果それと診断されたら治療してもらう
○統合失調症: 放っておくと悪化して日常生活に支障をきたす進行性の疾病なので 病院へ行って検査してもらい 検査の結果それと診断されたら治療してもらう
では・・・
●アスペルガー症候群:放っておいても悪化しないし 命の危険に関わることもほとんどなく 自分の生活が困らないため 治療は不要 診断も不要 検査も不要 だから病院へ行かない
一見なるほどなるほど
でも 考えてみるとおかしい
なぜなら 病院へ行かないのだから検査はせず
検査はしないのだから
自閉症スペクトラム上にある アスペルガー症候群であるかどうかは
自他共に誰にもわからないはず
つまり 「当事者かどうか」 は 本人も含めて誰にもわからないはず
じゃないのかな?
次に<正しい表現を考えてみました>
「当事者かどうか」 が 誰にもわからないのであれば
「当事者でない」 とも誰にもわからない
どちらともわからないのであれば 「当事者」という言葉を遣うのは正しくない
であれば 「当事者」という言葉は つかわないのが正しい
「〜かもしれない」くらいが 妥当なんじゃないかな
私は医療機関での検査の結果アスペルガー障害という診断を受けた当事者です
よろしくおねがいします
[ 2009-05-01 ] [ たまを ] [ URL ] [ 編集 ] [ TOP ]
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