住友銀行名古屋支店長射殺事件 実行犯を特定できぬまま時効が成立
15年前の1994年、住友銀行名古屋支店長が射殺された事件は、未解決のまま時効が成立した。
元愛知県警捜査一課・堀口茂樹氏は「こんな形で終わってしまって、被害者の方に大変申し訳ない」と話した。
1994年9月、名古屋市千種区のマンションで、住友銀行名古屋支店長の畑中和文さん(当時54)が拳銃で頭を撃たれ殺害された。
2カ月後、凶器の拳銃を持っていた近藤忠雄元受刑者が「強盗目的でやった」と自供したものの、その後、否認に転じ、2009年1月に病死した。
この事件には、延べ15万人以上の捜査員が投入されたが、実行犯を特定できぬまま14日午前0時に時効が成立した。
(09/14 01:13 東海テレビ)