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金閣寺のだいたいの場所しか知らなかったので、旅館案内所のおばさんに道を訊いた。白浜金閣寺の正式名称は、独立大本山修身院という。道路は渋滞していたが、ここに来る観光客は少ないようで、駐車場はガラガラだった。
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上に三重の塔のような構造物の突き出た極楽殿、五重塔、銀閣寺のような(似てないか?)三宝殿など。アナウンスをきくと、この寺の創設は昭和35年、金閣寺は38年に着工した(パンフ見ると完成まで6年かかったとか)という。当時の住職がお金持ちだったんだろうけれど、単に金ぴかなだけではない、個性的な形の建物を造っておいてくれると、参拝客が楽しめる(^_^) 捻挫した足が痛いので、残念ながら、これらの建物群のほとんどは下から見るだけで通り過ぎた。 |
本物に似せているのはわかるが、雨戸が全部閉まってるじゃん・・・(ノД`) |
近寄ってみると、屋根の裏側等にはちゃんと金箔が貼られていた。 |
この金閣寺は、ホンモノ(2階建て)とは違い、木造部分三階建ての下がコンクリ二階建てになっている。鉄筋部分の脇の渡り廊下にはむき出しの鉄骨が見えた。 一番下の階には入れるようになっていたが、残念なことに上には登れなかった。建物の壁には仏様の絵が描かれていたが金箔剥がれちゃって、なんだかなぁ・・・。 |
後で出口できいたら、建物の傷みを防ぐため、年に二回くらい、会(儀式のこと)で開ける以外は雨戸は閉めっぱなし、とのこと。珍日本紀行には、雨戸の開いた写真が出ていたが、これを撮影するのには時期を合わせる苦労があったのか。
それから、どうしてホンモノと同じ構造にせず、5階建てにしたか、ということだが、後ろに山があるため、二階建てではバランスよく見えないので、かさ上げして作った、とのこと。納得です。
●白浜金閣寺(独立大本山修身院)
和歌山県西牟婁郡白浜町太刀ヶ谷、県道34号沿い、白浜警察署の近く、0739-42-2437、
9:00〜17:00、300円