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自分の置かれた環境と同じ環境に他人も置かれてると勘違いして、解放者気取りで社会を論ずる奴

ただの愚痴 | 19:15

逆に、自分の環境は特異だと思い込んで、自分が人生で学んだことを他人にやたらと教授したがる奴。

この2種類の一見矛盾する特徴を両方持つ人種っているよね。社会的ステータスの高い奴とか、高学歴で。

「基準から外れてしまった」人をどうするか

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090907/1252383861

＞日本は、全体として「規範意識」の強い社会であると思う。

アメリカ在住の彼女はすごく日本社会ｗに規範意識を感じている

＞我が家の子供たちも、これまで何度も書いているように、大勢の人の助けのおかげで、一つずつ問題を乗り越えてきている。彼らは放っておけば、フラストレーションから非行に走ったり、ドラッグに手を出したり、字が読めないために仕事につけなかったり、激しい刺激に耐えられずに引きこもって外に出られなくなる、などといった「苦労の多い人生」

でも、ここから彼女には多くの日本人と比べてかなり強力な規範意識を感じられる。

「問題の多い」我が家の子供が「規範を守らないあっち側の人”苦労の多い人生”」になると心配していたみたいだけど、ドラッグだとか無職だとか引きこもりだとか、子供達の問題が引き起こすかもしれない将来の不安を漠然とひとくくりに「規範を守らないあっち側の人」のイメージで描いている。

日本社会ｗとやらの多数派がどうかは知らないが、俺の周りではここまで極端に人間を2つに分けて、「生まれつき問題がある」→「ストレスであっち側にいくかも！！」なんていうものの見方ができるほど規範的な人は少数派ですね・・

＞例えば、我が家のTは、何もしないまま規範の厳しい日本の社会にいたら、脱落して「引きこもり」になるのではないかと思う。今、「引きこもり」とレッテルを貼られている人たちの多くは、こうして現在に至ったのでは、と想像してしまう。

息子さん学習障害みたいだけど、息子さんがどう啓蒙されてようがされまいが、なんとか定職をあてがうことが出来たり、自営業の友達に仕事を与えてもらうことができれば、それで生活出来るし、趣味を持って自分の障害を必ず認識してもらうようにすれば人間関係だって構築できないことはない。

というか、障害者でなくても多くの人はそうやってる。いわゆるムラ社会があるようなド田舎に住むなら別だけど、学習障害の人が一度仕事をあてがわれても「脱落」＆引きこもりせざるを得ないような「規範」の厳しい日本社会というのは想像がつかない。

一度仕事をあてがわれた人が、「規範」を理由に「脱落」というのはいったいどういうことなのだろうか？リストラなのか、不当に労働させられまくるということか、それともいじめを婉曲的に「脱落」と言っているのか。だが、いじめ云々は社会と言うよりも、個々の職場の学習障害に対する認識の問題であって、それは先にえり好みできる問題だ。

＞覚せい剤もギャンブルも依存症にならないことがまず第一なのだが、それでも人間は完璧ではないから、規範から外れる人はある程度いるわけで、その人たちを救済する仕組みもあっていいのじゃないだろうか。その仕組みがあり、情報が広く共有されていれば、依存症に足を踏み入れても、ギリギリまで隠さずに、早い段階で誰かに助けを求めることができたかもしれない。

最後に何の脈絡もなく突然話は覚せい剤とギャンブルの依存症に移行し、このように意見を述べてはる。

だが、依存症は個々人のプライベートの問題だし、コメ欄によればどうやら矯正施設についても日本は米国に遜色ない模様。

しかし、この記事の主題が「日本は規範意識が強く、うちの子供が生きていきにくい。規範意識の強すぎることは問題」であるにもかかわらず、突然記事の末尾で規範意識を守れない典型例たる「依存症患者」を持ち出し、これを「規範に沿うよう矯正」できない日本社会の非難に飛躍している。

結局この記事からは、規範意識と戦うことよりも、日本社会からの解放者を気取ることに主軸を置いているとみなさざるを得ない。

少し角度は違いますが、下の記事も多くの人が常識的に理解していることを解放者的な感じでわざわざ他人に教化する論の進め方ですが、言ってることは至極まともなんです。

ところが、自分の環境（たぶん幼少期の教育や、学生時代の空気によるものと思われる）の問題点に対する反発の精神を、そのまま今の若者の問題点の指摘と言う形にしてしまっている痛い部分が１箇所あり、この２つの傾向が見られる点でなんとなく共通項を感じますね。。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090907/204164/?P=1

日本をダメにした「正解主義」の呪縛を解け

多分この筆者はかなり大きくなる頃まで親や教師のいう「正解主義ｗ」とやらをすんなり信じていて、大人になって初めてそれを疑って解放者気分に浸っているのでしょうね。