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2009年9月 8日 (火)

【鳩山夫人、つまりこの国のファーストレディのオカルト】

鳩山次期総理大臣の鳩山幸夫人は、実は人も知るオカルトである。このブログで鳩山次期総理のオカルト傾斜を批判してきたが、この幸夫人こそ本物のオカルトなのだ。

しかもこの人、単にオカルト好き、という程度ではない。
オカルトを主張し、オカルトを広め、オカルトを指導する。オカルトでは悪名の高い『ムー』では、毎月対談を連載してきたのだ。あの、オウム真理教の教祖、麻原彰晃の登竜門となったオカルト雑誌である。
『鳩山幸のミラクル対談』というらしい。

そのほか、幸夫人の出版もものすごい。
『鳩山幸のスピリチュアルフード』(扶桑社)、『私が出会った世にも不思議な出来事』(学習研究社)など。
この中で幸夫人は、
『私は宇宙人に誘拐されて金星に連れていかれた』
と述べているのだ。
これは外国メディア(英タイムズ、インディペンデントなど)にも報道され、欧米市民からもの笑いになっている。

まさにこのファーストレディ、私が長年『対決』してきた、あの韮澤社長のバカオカルトとほとんど同列ではないか。『開いた口が塞がらない』とはこのことだ。
つまり、日本の希望の総理大臣閣下夫妻は、確信的なオカルトだったわけだ。

これが民間人ならまだ許せる。いやいや、韮澤社長のような民間人でも公のテレビ・新聞・出版物でオカルトウソを垂れ流しておれば許してはおけない。
それは霊感商法につながり、子供の教育を否定するからである。

もちろんこれまでの幸夫人も民間人であったが、彼女の霊や金星人の肯定は上の理由で放置できない。まして次期総理大臣夫妻が霊を肯定し、金星人の存在を主張してはとんでもないことになる。
公的に霊感商法に手を貸し、子供の真っ当な教育を否定したのでは先進国の内閣を維持できるのか。総理大臣は文部科学省のトップである大臣を指名し、それを指揮するのだ。世界のメディアのもの笑いだけでは済まないのだ。

早い話、政府の宇宙開発はどうするのか。
総理大臣一家が、
『金星人に誘拐された』
と主張していれば、惑星探査は金星人探査なのか。
物理学や宇宙物理学の文部科学省予算の査定はどうするのか。宇宙物理学の分野から次期ノーベル物理学賞のニュースが飛び込んできたら、総理大臣の談話はどうするのか。

文部科学省は気の毒である。そうでなくても歴代の大臣には手を焼いてきたのだ。つまり、教科書などに『皇国史観』の右翼的内容を挿入せよとの圧力である。
さて、そこで今度は教科書などに『宇宙人とスピリチュアル私感』の挿入か。

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