2009年9月10日23時26分
NHKの受信料を払わない契約者がいるのに、全額を請求されるのは不当だとして、NHK元経理担当職員の立花孝志さん(42)が10日、自分への受信料請求額を11%減額するよう求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状によると、NHKの資料では、06年1月末時点で契約者の約11%が受信料を支払っていないのに、NHKの運営が維持されているのは支払いをしている契約者が余計な負担を被っているためだと主張。原告がNHKから請求された05年12月〜09年9月分の受信料6万3570円を5万6577円に減らすよう求めている。
NHKは「訴状が届いていないので現段階ではコメントできない」としている。