今年4月に松山市内の女性(当時23歳)宅に侵入して性的暴行をして全治7日のけがを負わせたとして、強姦(ごうかん)致傷と住居侵入の罪に問われた松山市道後多幸町、四国・九州アイランドリーグ「愛媛マンダリンパイレーツ」の元選手、ムン・サンフン被告(27)の論告求刑公判が4日、松山地裁(村越一浩裁判長)であった。検察側は「無差別的犯行で動機に同情の余地はない」などとして懲役6年を求刑。一方、弁護側は「被告は深く反省し謝罪している」などとして執行猶予などの寛大な判決を求めた。判決は今月17日。【柳楽未来】
毎日新聞 2009年9月5日 地方版