「ノア」(12日、後楽園ホール)
“不死鳥タッグ”が固い契りを結んだ。小橋が出場した6人タッグ戦の終了後、この日試合が組まれなかった“帝王”高山がリングに登場。故三沢光晴さんの追悼興行、9・27日本武道館大会で“社長タッグ”田上&武藤組と対するコンビがファンの前で握手した。
通常のノアでタッグを組む事がほとんどなく、不協和音も心配されたが「ガッチリやろうぜ、ということ」(高山)「三沢さんのため。もうやるしかない」(小橋)と心を一つにした。小橋は腎臓がん、高山は脳こうそくから長期欠場を経て帰還。同じ地獄を経験した2人がともに前を見据えた。
(2009年9月13日)