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インドはIT大国

2009年5月14日 (木)

インド2.JPG

 (フジマキな日々)

(1)「えーえ?コンピューターに問題が起きた時、解決を依頼するために電話するところってこんな国?」

ご存じインドはIT大国。外資ではコンピューターに技術的問題が生じた時用の、修繕基地をインドにおいているところが多い。データー処理をインドで行っている会社も少なくない。インド人に優秀な技術者が多いからだ。日本でコールセンターを沖縄とかの地方に置くようなものである。

ところで、上の写真はインドの電柱の写真。娘さん(シンディー・ィー・マイヤー)が撮ったものをモルガン銀行時代のボス、マーカス・マイヤーが送ってくれた。

「これだけ複雑な電話線のどれと、どれを接続すべきかを、ただちに理解するほど彼らは能力が高いのである」さすがIT大国と私は思う。(??)

 

(2)明日、夜10時から45分間 BS11でしゃべります。

 

(本文)

昨日の米国株、本日の日本株は大きく下げているがスピード調整にすぎないと解釈している。

昨日の米国小売売上が前月比0.4%下げたことに関し、朝7時のNHKニュースで専門家の意見として「この経済危機を経験して人々の消費行動が変化してしまった可能性がある」と述べていた。消費行動が根本的に変化したかのような話ぶりだ。しかし、そこに出てきた専門家は「資産価格が下がってしまったので人々の消費行動が変化してしまった可能性がある」と述べていたのだ。すなわち今回の消費低迷は、私がいつも述べている「逆資産効果だ」と言っているのである。ということは、株価が戻れば消費は元に戻る。消費行動が根本的に変化したのではないのだ。昨日の米国株、本日の日本株の上昇がスピード調整にすぎず、さらに株価が上昇していくのならば景気の見通しは明るい。国が集中すべき景気政策は「資産価格を上げる政策だ」と私が繰り返している理由でもある。

 

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