首都圏放送センター

2009年9月13日 19時20分更新

タクシー強盗逮捕 連続犯か


東京・江東区で、客を装ってタクシーに乗った男が、運転手を包丁で脅してけがをさせたうえ金を奪おうとしたとして逮捕されました。周辺では、刃物を持った男によるタクシー強盗が4件相次いでいて警視庁はいずれもこの男による犯行の疑いが強いとみて捜査しています。
逮捕されたのは、江東区南砂の会社員、冨樫秀美容疑者(44)です。
警視庁の調べによりますと、冨樫容疑者は13日午前1時すぎ、江東区南砂1丁目の路上で客を装って乗り込んでいたタクシーをとめさせたうえで46歳の運転手に包丁を突きつけて「金を出せ」と脅し、運転手の両手に軽いけがをさせたとして強盗傷害の疑いがもたれています。
冨樫容疑者は運転手に抵抗され逃げようとしましたが、警戒中の警察官にその場で逮捕されたもので、警視庁によりますと「遊ぶ金が欲しくてやった」と供述しているということです。
江東区と隣の江戸川区では刃物を持った男によるタクシー強盗が先月11日から今月5日の間に4件相次いでいて警視庁はいずれも冨樫容疑者による犯行の疑いが強いとみて捜査しています。