« 縮毛矯正の考え方とテクニック | メイン | 関西へ »

2009-09-10

縮毛矯正、前回の続き

毛髪診断

①、来店された時の髪の状態はクセ毛、さらに金髪ブリーチで傷み過ぎです

A_2

②、シャンプー後、乾いている時よりクセ毛が強いです = クセ毛のシスチン結合は強い

と、いう事はパーマ液は 強く という事になります。が、ハイダメージですからパルッキーで充分に予備軟化して、弱めの還元剤をドップリつけます

B_3

③、ハイダメージだから、弱めの還元剤を使用しますが、シスチン結合は強いですからタップリ塗布しないといけません。根元付近の伸びが悪ければ、少し強めの還元剤をつけます。

1液の軟化チェック

※・・・髪の状態はアルデンテ以上に軟化しないこと

写真がありませんので想像してください

 

④、プレーンリンス後、シスチン結合はストレートになりました。

写真がありませんので想像してください

  

⑤、ドライすると、水素結合のクセ毛がでてきました。

A_2_2

このお客様の場合、還元剤 アイロン処理が重要 なのです。

※・・・アイロン操作に問題が有る人が多いですが、ブログでは無理ですから省略します。

  

⑥、終了です

シスチン結合と水素結合のクセがストレートになりました。髪は アルデンテの状態 を保っていますので、ボリュームを失う事はありません。

C_3_2

要望に答えて、アップしましたが、やっぱり、ブログでの説明は無理でしょ?・・・〇〇さん

写真も足りないし、さっぱり、わからんでしょ?

今日も応援のクリックありがとうございます

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.ocn.ne.jp/t/trackback/55357/20898486

このページへのトラックバック一覧 縮毛矯正、前回の続き:

コメント

質問して良いですか?アルデンテの状態ってどういう意味ですか?

コメントありがとうございます。

イメージ其のままパスタの様にということです。

ストレートにする為に、薬が強すぎると髪の芯までフニャフニャになり、ペタッってなってしまいます。

ウエットの状態で、シスチン結合をみて薬剤の選択を間違わないようにしましょう。

矯正の作業は単純な方が、仕事にムラがでません。アシスタントでも結果が出せるようにするには、1液、2液のみの仕事が理想です。

アイロン温度も180度のみです。

すみません。また縮毛矯正についての質問ですが、びびり毛の人でもきれいにするのは可能ですか?

1㎝ぐらいは、ビビリが残るかもしれませんが、ほとんど問題ないと思います。

ただし、水に濡れただけでゴムみたいに伸びるトロ毛は無理です。


ビビリ毛の場合、アイロンは180℃で、凹凸アイロンを使用します。

工程は同じなのでしょうか?矯正専門店でびびり毛の修正をしてもらいましたが、アイロンの後そのままで、2液をするとよけいに傷むという理由で自然酸化でという事で、帰されたのですが、次の日シャンプーしてみると、全然修復されず・・・という感じでした。どう思いますか?

工程は同じですが、薬剤は違います。

2液は自然酸化より強制酸化が仕上がりのチェックができますので2液をします。

2液は、クリームタイプですとテンションがかかりビビリを作ってしまいますので、液体タイプのブロム酸を使用します。

ネープから塗布していきますが、決して根元から塗布せずに毛先からつけていきます。

コームも超音波コームを使用します。

ノーテンションが基本です。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

フォトアルバム

2009後期TOKYO・スタージュⅡ

テクニックDVD発売開始

ドライカットシザー販売

リアルクローズのブログ

2009年9月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近の記事

最近のトラックバック