英、出生率が1・96に上昇 外国出身女性が寄与【ロンドン共同】英国の2008年の出生率が1・96に達したと、英国家統計局が28日までに公表した。 タイムズ紙などによると、英国生まれの女性の出生率は1・84だったが、外国生まれで現在英国に住む女性の出生率が2・51で、全体の出生率を押し上げた。1973年以来の高さという。英国では2001年に出生率が1・63まで下がったが、その後は毎年、上昇が続いている。 30歳以上で出産する女性が増えたことも要因という。 08年に生まれた子どもは前年より約3万3千人増えて約79万1千人。英国の人口は、移民の増加もあり、約6140万人に達した。 【共同通信】
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