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政権公約に「県外」ない 普天間移設で民主・岡田氏2009年9月12日

       岡田克也氏

 【東京】民主党の岡田克也幹事長は11日、定例記者会見で米軍普天間飛行場移設問題について、3党連立合意書に「県外・国外」との表現を盛り込まなかったことについて「民主党のマニフェスト(政権公約)では、そういう(県外・国外との)表現は使っていない。3党連立合意の表現は党マニフェストのままだ」と述べ、3党合意に盛り込まれなくても問題ないとの見方を示した。
 民主党は沖縄問題への考え方をまとめた沖縄ビジョン(2008年版)の中で「在沖海兵隊基地の県外への機能分散をまず模索し、戦略環境の変化を踏まえて国外への移転を目指す」と、明確に「県外・国外」との表記がある。政権公約と沖縄ビジョンとの違いについて岡田氏は「マニフェストの中ではそういう(県外・国外との)表現は使っていない」と繰り返すだけで明確な説明は避けた。
 米軍再編合意や日米地位協定の見直しなど日米間の懸案事項に関し「交渉の優先順位や、交渉期限を設けるのか、交渉の前提として辺野古で進む移設工事は中止するのか」との質問に岡田氏は「具体的なことは外相が決まれば、外相中心に防衛相など関係者が協議をして決めるということになると思う」と述べるにとどめた。


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