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のりピー 夫婦そろって追起訴

 湾岸署に入る酒井法子被告を乗せたと思われる車
 湾岸署に入る酒井法子被告を乗せたと思われる車

 東京地検は11日、鹿児島奄美大島で覚せい剤を吸ったとして、覚せい剤取締法違反(使用)の罪で女優・酒井法子(本名・高相法子)被告(38)=別の覚せい剤取締法違反(所持)の罪で起訴=を追起訴した。すでに使用・所持の罪で起訴されている夫の高相祐一被告(41)も、千葉県勝浦市の別荘で覚せい剤を所持したとして追起訴され、夫婦に対する一連の捜査は終了する見通し。酒井被告の初公判は10月26日、高相被告は同21日に東京地裁で開かれる。

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 起訴状によると、酒井被告は7月30日、奄美大島のホテル客室で若干量の覚せい剤をあぶって使用した。酒井被告らは皆既日食を見るために20日から30日まで島に滞在。家族旅行の最終日に“誘惑”に負けたようだ。捜査関係者によると、酒井被告は「悪いことをしました。深く反省しています」などと述べ、起訴内容を認めている。

 警視庁組織犯罪対策5課によると、酒井被告は当初否認していたが、8月31日になって奄美での使用を認め「家族への思いがあり、言えなかった」と供述。「家族旅行なので覚せい剤を持って行かないと夫と約束したが、夫がレイブ(野外音楽イベント)会場で覚せい剤と吸引道具を拾い、やってしまった」などと話しているという。

 酒井被告の使用の罪での起訴は初めて。自宅での使用についても本人が認め起訴されているが、こちらは起訴猶予処分となる見通し。

 出頭時、携帯電話を持っていなかったことについては「自宅で自分の携帯の液晶画面が映らなくなったため(契約者情報を記録した)ICカードだけ抜き去った。逃走中は長男の携帯電話にカードを入れて使ったが、GPSで居場所が特定されると思い、新宿で捨てた」と供述。その後、継母の携帯にカードを入れて使った際、山梨県で電波をキャッチされた。「カードはズボンのポケットに入れていてなくした」とし、その後見つかっていない。

 酒井被告は約1カ月間の取り調べには淡々と応じ、禁断症状はなかったという。すでに「出ても騒がれて息子には会えない」と保釈申請をしないような供述をしているが、保釈請求しても「証拠隠滅のおそれがある」として、地検は反対の意見を出す方針だ。

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