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元“笑福亭小松”に実刑…京都地裁が懲役1年6月

 覚せい剤取締法違反の罪に問われた、がん患者を励ます活動で知られる元落語家笑福亭小松の夏東雁被告(52)=滋賀県草津市=に、京都地裁は11日、懲役1年6月(求刑懲役2年)の実刑判決を言いわたした。入江克明裁判官は「執行猶予中の犯行で規範意識が鈍っている。社会的に違法薬物のまん延が問題になっており、厳しい対応が必要だ」と指摘した。夏被告は1972年、故六代目笑福亭松鶴さんに入門。97年に胃がんで胃と脾臓(ひぞう)を全摘出手術した。その後各地を徒歩で回り、「がん克服落語会」を開き話題になった。上方落語協会によると2、3年前に音信不通になっているという。

[ 2009年9月12日付 ]

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