スポニチ大阪

サブカテゴリー

掛布さんに大阪地裁が1億5000万円の支払い命令

 プロ野球阪神タイガースの元選手で野球解説者の掛布雅之さん(54)の経営する会社に借金を肩代わりさせられたとして、大阪市のコンサルタント会社が掛布さん側に約1億5000万円の支払いを求めた訴訟の判決で大阪地裁は11日、全額の支払いを命じた。

 判決によると、掛布さんの経営する会社は2005年に銀行から計2億円を借り、このうちコンサル会社が1億6000万円を保証。その後、掛布さんの会社の返済が滞り、銀行はコンサル会社の預金から約1億5000万円を相殺した。

 掛布さん側は「会社は実質的にはコンサル会社の社長が経営しており、借金の肩代わりとは言えない」と主張したが、山田明裁判長は「社長は外部から経営に関与していただけ」と退けた。掛布さんは「納得のいく判決ではない。もっと主張したいことがあるので控訴したい」と話している。
 掛布さんは現役引退した翌年の89年から読売系の野球解説者として活躍していたが今年、契約を解除された。昨年9月には大阪府豊中市の豪邸を税金滞納で一時差し押さえられる騒ぎもあった。

[ 2009年9月12日付 ]

PR

ニュース一覧

大阪企画特集
クイックアクセス
スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲