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【日本の検索ワード】原因不明の川崎病、日本でも中国でも増加傾向

社会ニュース】 【この記事に対するコメントY! V 2009/09/13(日) 00:59
  主に乳幼児がかかるといわれている「川崎病」の発生率が近年増大しているというニュースが流れ、関心が高まった。Google「検索ワードランキング」に「川崎病」が登場した。

  川崎病は小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群と呼ばれ、主に4歳以下の乳幼児が発症する原因不明の病気である。高熱・目の充血・舌や喉、手足やリンパの腫れ、指先の皮がむけるなどの症状が現れ、心臓の冠状動脈に後遺症が出るケースもある。1967年に小児科医の川崎富作氏によって発見されたことから、「川崎病」と名づけられた。1982年には、患者を子にもつ保護者どうしの情報交換を行う「川崎病の子供をもつ親の会」が設立されており、交流会や会報の発行、専門家による講演会の案内などの活動が行われている。

  特定非営利活動法人日本川崎病研究センターが2年に1度行っている「第20回川崎病全国調査」の報告によると、小児科のある全国の病院2102施設のうち1540施設から回答があったという。回答で報告された2年間の患者数は2007年が11581人、08年が11756人となり、前回の調査から4年連続で患者数が1万人を越えた。これは1970年に1回目の全国調査が行われて以来初めてである。1980年代に患者数が1万人を大きく超えるピークが2回あった他は90年代までは年間6000〜7000人程度の患者数で推移していたが、2001年以降は増加し続けている。0〜4歳児10万人当たりの年間罹患率は07年が215.3人、08年が218.3人と調査以来初めて200人台を突破した。

  地域別で見ると、2年間で罹患率が高かったのは栃木、東京、神奈川などで、2年間で低かったのは岩手、沖縄、長崎などとなっている。また、発病の時期は9〜10月が最も少なく、12〜1月で急増する傾向がここ8年間続いている事も報告されている。

  もともとアジア地域に多く、ヨーロッパ件では発病例が少ないといわれている川崎病。発生率が増加しているのは日本だけではないようだ。中国・北京市のメディア「北京青年報」が報じたところによると、9月11日に行われ北京市で行われた「第5回中日韓小児心臓フォーラム」上で北京・上海両市における川崎病の発生率が10万人当たり30〜40人となっており、増加傾向である事が報告されたという。

  何らかの感染が原因とされているが、現時点でははっきりしていない。1日も早く原因が突き止められ、予防ができるようになることが期待される。(編集担当:柳川俊之)

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