サッカーのJリーグは12日、後半途中で中止となった鹿島−川崎について、後半29分から再開するのか再試合扱いとするのかなどを含め、15日の理事会で決定すると発表した。
中止について試合を管理する不破信マッチコミッショナーは「審判団4人がピッチコンディションが悪く、選手が安全に試合をできないと判断した」と説明した。また、午後9時をすぎて再開のめどが立っていなかったため、公共交通機関を利用する観客の帰宅にも配慮した。
Jリーグのデータセンターによると、J1で試合途中に中止が決まった例は、データのある1996年以降で過去3度あり、今回が4度目。いずれも天候の悪化が理由となっている。
鬼武健二・Jリーグチェアマン
「わたしが一番重要だと思っているのは、現場にいる方々(審判、マッチコミッショナー)の判断が一番正しいと思っている。それを尊重したい」