(パ・リーグ、ソフトバンク5−6楽天、19回戦、楽天11勝8敗、12日、ヤフードーム)3位楽天が逃げ切って6連勝。4位の西武がオリックスに敗れたため、楽天に球団創設5年目で初となるクライマックスシリーズ(CS)進出マジック「19」が点灯した。
楽天は初回2死一塁の場面で、山崎武が10勝を挙げているホールトンから34号2ランを放ち、試合の主導権を握り、先発の青山もソフトバンク打線を五回まで散発の3安打に抑えた。
3点リードの六回、青山は先頭の本多の安打と2つの四球で満塁として降板したが、2番手の佐竹が松中を遊ゴロ併殺打に打ち取り、ピンチを切り抜けた。その後、八回に山崎武が西武・中村に2本差に迫る35号2ランを放つなど3点を加え、リードを広げた。
ところがその裏、ソフトバンクが7本の集中打で楽天リリーフ陣に襲い掛かり、あっという間に1点差に迫られた。2死満塁で6番手の小山が本多を三邪飛に打ち取って逆転を許さず、九回も3者凡退に抑えてそのまま逃げ切った。
楽天は西武以下の3チームが残り試合に全勝しても、楽天は残り24試合で19勝すれば勝率で3チームを上回る。
小山(八回2死満塁から好救援し3セーブ目)
「普通に投げた。たまたま抑えられた」
鉄平(八回に適時三塁打)
「自分で走者をかえそうとは思っていなかったが、いい感じで抜けてくれた」