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放置された廃タイヤ20万本の撤去始まる 栗橋町
埼玉県と栗橋町などは8日、同町高柳の林約3000平方メートルに、20年以上前から放置されていた廃タイヤ約20万本(約1500トン)の撤去作業を始めた。作業は3月上旬まで。
タイヤはトラックで熊谷市内の業者に運搬され、刻んで燃料に加工される。運搬と加工費用計約4120万円は、県と町、タイヤメーカーが加盟する日本自動車タイヤ協会が負担する。
県によると、廃タイヤはタイヤを燃料に加工していた町内の業者が、材料として積み上げていた。業者が経営難から平成14年に解散。そのまま放置されていた。
廃タイヤは、中に水がたまって蚊が大量発生するほか、自然発火の危険性がある。現場から100メートルほど離れた場所には民家が点在しており、県や町に苦情が寄せられていた。
撤去後、跡地には不法投棄防止のさくが設置される予定だ。
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