2009年9月12日15時2分
青木愛氏(東京12区)
中林美恵子氏(神奈川1区)
岡本英子氏(神奈川3区)
山尾志桜里氏(愛知7区)
三宅雪子氏(比例北関東)
田中美絵子氏(比例北陸信越)
永江孝子氏(比例四国)
国会議員の活動拠点となる国会の衆院議員会館の新たな部屋割りが固まった。民主党では、小沢一郎代表代行が直談判するなどして擁立した「小沢チルドレン」の女性7人が、小沢氏と同じ第1議員会館の6階に集結した。
6階の同じ並びに事務所を構えるのは、元職ながら東京12区に初出馬し公明党の太田前代表を破った青木愛氏のほか、中林美恵子(神奈川1区)、岡本英子(同3区)、山尾志桜里(愛知7区)、三宅雪子(比例北関東)、田中美絵子(同北陸信越)、永江孝子(同四国)の新人各氏。
いずれも小沢氏が直接出馬を求めたり、秘書団が選挙を全面支援したりした「小沢直系」。山岡賢次国会対策委員長(栃木4区)や小宮山泰子氏(埼玉7区)ら中堅の側近も同じ並びで、「小沢グループ専用フロア」の様相だ。
当選した新人や元職には、主に落選議員の退去後の部屋が割り当てられる。個別の部屋割りは民主党では国会対策委員会が調整。議員の所属グループや、選挙区の近い先輩議員らの意向に沿って決めることが多いという。今回の女性7人の配置には、近く幹事長となる小沢氏の側近議員らの意向が反映したようだ。
さらに、この6階には、三宅、永江両氏と小選挙区で対決した福田元首相、塩崎恭久元官房長官や、安倍元首相ら自民党の大物議員も事務所を構えており、報道陣や国会関係者で込み合うフロアになりそうだ。