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ミシェル米大統領夫人と「感性同じ」?ひと味違う次期ファーストレディー 鳩山夫人

  • 2009年09月03日 20:09 発信地:東京
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チェコ・プラハ(Prague)のプラハ城を訪れたバラク・オバマ(Barak Obama)大統領とミシェル(Michelle Obama)夫人(2009年4月5日撮影)。(c)AFP/Saul Loeb

【9月3日 AFP】(写真追加)8月30日の衆議院選挙で歴史的な勝利を収めた民主党(Democratic Party of JapanDPJ)の鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)代表(62)の妻、幸(Miyuki Hatoyama)夫人(66)。次期ファーストレディーとなる幸夫人は、衆院選投開票に先だって行われた共同通信社(Kyodo News)とのインタビューで、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人に会うのを楽しみにしていると語った。

 バラク・オバマ(Barak Obama)大統領夫妻は年内にも来日する予定となっているが、幸さんはミシェル夫人について、「ナチュラルな方で、感性は私と同じじゃないかと思う。もしお目にかかる機会があれば楽しみです」と話した。

 日本の政治家の妻は伝統的に従順で控えめだが、幸さんは有名人だ。テレビのバラエティー番組に何本も出演し、スピリチュアルから政治問題まで、話題は幅広い。

 夫の選挙活動でも、幸さんは元気あふれるトークとフレンドリーな微笑で重要な役割を果たした。週刊誌「サンデー毎日」によると、衆院選さなかの前月には、幸さんはある候補の応援演説で、携帯電話のカメラで撮影する人々を前に「ムーンウォーク」を披露したという。鳩山氏はそんな妻について、いつも輝いているわたしの太陽、と表現する。

 自らを、衣食住のライフコンポーザーと称し、ハワイのマクロビオティック食を紹介する「鳩山幸のスピリチュアルフード」など、複数の料理本を執筆している。夫のチーフ・スタイリストでもあり、夫の後ろにとかしたもじゃもじゃの髪を整え、衣装をコーディネートする。夫と腕を組んでキャットウォークを歩いたこともある。

 最近収録されたテレビのトークショーには、ハワイで買ったコーヒーの麻袋で作ったというスカートを履いて登場した。「好奇心旺盛なんです。なんでもやってみたい人なんです」という幸さんは、趣味として野菜の漬け物作り、ステンドグラス、陶芸、裁縫などを挙げた。

 今、熱烈にやってみたいことがある。それは、ハリウッド(Hollywood)での映画作り。主役にはトム・クルーズ(Tom Cruise)を起用したいという。にっこり笑って続けた。「わたしは、前世で彼は日本人だっていうのを知ってるんですよ。わたしは彼と一緒だったっていうのを知ってるんですよ。覚えてるの。彼に会ったら、たぶん、『久しぶりね』って言えば、彼は分かると思ってるんです」。

 鳩山幸さんは1943年、上海(Shanghai)に生まれ、神戸(Kobe)育ち。宝塚女優だった1960年代に、20代半ばで退団し、渡米。サンフランシスコ(San Francisco )で、スタンフォード大(Stanford University)で学んでいた鳩山由紀夫氏と出会う。前夫と離婚後、1975年に由紀夫氏と再婚した。由紀夫氏との間に1男がいる。(c)AFP/Miwa Suzuki
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