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宝塚からファーストレディー誕生/衆院選

だるまに金字でVサインを書く鳩山幸夫人(撮影・瀬津真也)
だるまに金字でVサインを書く鳩山幸夫人(撮影・瀬津真也)

 民主党鳩山由紀夫代表と一心同体になり、地元を守った幸(みゆき)夫人(66)は、元タカラジェンヌからファーストレディーへと華麗に転身する。

 投票を閉め切った午後8時0分。NHKが全国一番乗りで北海道9区の鳩山氏の当確を打った。わきにわく苫小牧駅前の選挙事務所。元タカラジェンヌの妻幸夫人(66)は、人生最高の晴れ舞台に、金色のスーツ姿で登場した。胸には鳩山のHの頭文字のアクセサリーを光らせ「私は今日、素晴らしい夕陽を見ました。日本が新しく…、日いずる国が変わると感じました」。声を上ずらせて堂々の勝利宣言。だるまに金字でビクトリーのVを刻み、大きな口で笑った。

 幸夫人は、鳩山氏の初選挙の時のことを、今も鮮烈に覚えているという。86年衆院選。留学先の米国で政治家を志すことを決めた。立候補が決まった旧北海道4区は、鳩山家、鳩山氏にも縁がなく、自民党公認とはいえ完全な落下傘候補。室蘭市の百貨店前で、買い物客を目当てに支持を訴えても、人が集まらない。見かねた幸夫人が、夫から見えないようビルの角に隠れ「鳩山さ~ん」と“サクラ”の声援を送り、場を盛り上げたほどだった。

 選挙戦終盤の28日。23年前にはまばらな人しかいなかった同じ場所に、1300人が集まっていた。「北海道から総理大臣を」の横断幕まであり「すごい、すごい ! 」。若かりしころの寂しい光景と、目の前の群衆がダブったのだろう。「こんなに集まってくれるなんて…。日本一の後援会の皆さんのおかげ」と、大粒の涙を流した。

 元宝塚の幸夫人だが、下積みの経験も豊富。夫とともに日本を支えるファーストレディーの資質は、すでに備えている。

 [2009年8月31日10時15分 紙面から]


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