自称・世界一の前田日明ファン【週刊 前田日明】
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前田日明が足りない世の中に、とことん前田日明を発信してみる。毎週日曜日は、前田日明関連の動きをできる限りカクトウログが追う「週刊 前田日明」の日です。連載第50回のラインナップ▼おどけもの大笑いの後の苦笑い▼自称・世界一の前田日明ファン、坂田亘・・・
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情報をキャッチしていながら、最新1週間(月曜から土曜まで)で取り上げなかった前田日明&ビッグマウスの話題、あれば翌週送りせず日曜にまとめる。あと、1週間で取り上げた前田関連記事、主要記事リンクも再集約しておくことにします。
(週刊前田日明バックナンバー →「週刊前田日明」参照)
この連載を毎週見ておけば前田関連の動きは逃さない! 理想はそこですが、どうなるか。
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この連載「週刊 前田日明」も、ついに50回。前田日明本人のブログ開始か、新生リングス正式会見か・・・そんな華々しい話題で飾りたいと思っていた。前田のブログは、無事に始まってはいる。されど、最新記事は、わずか2行でつづられた愛想のないもの。
・ RINGS.CO.JP » 無題
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おどけもの大笑いの後の苦笑い
詠み人知らず
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この記事は前田日明ブログ上では2番目となっているが、消された“本当の2番目の記事”があった。ボクも読んだが、格闘技マスコミへの悪口を書いた不快なものだった。最初のダイナマイト問題についての記事についた膨大なコメントにカチンときたんだろう。コメントを便所の落書きと評した勢いで、格闘技マスコミの仕事までも落書き呼ばわり。残念ながら、前田の嫌な面を見てしまった。
(訂正:前田側が消したのではなく、第三者によって消されたとのことで記事はその後“復活”しました。記事末リンク先をご参照ください)
おどけ‐もの【戯け者】
1 わざとおどけたりこっけいなことをする人。ひょうきんもの。
2 ばかげたことをする人。たわけもの。
「おどけもの大笑いの後の苦笑い」とは・・・わざとおどけた、ばかげたことをやってみたが、にがにがしい結果となった、といった感じか。心境の吐露でもあり、反省や詫びにも思える。冷静さを取り戻した前田がそこにいた。
前田は格闘家人生がヒーローのようにとらえられる反面、問題視される行動も多い。現役時代、マスコミは前田の活躍のみを報じ、前田信者という名のファンを生んできた。前田に憧れて、レスラーをめざした者も本当に多い。一方で、蓋をされてきた行動もある。
マスコミというクッションがないネットの世界。蓋をするものは何もない。
瞬時に“反省”をみせたことで少しは救われたものの、「前田さん、しっかりしてくださいよ」という気持ちは消えない。引退後のアントニオ猪木の問題行動は、過去の栄光をかき消すようでもあった。前田には、そうあってほしくない。ダイナマイト問題に対しての発言の場を与えられていない前田にファンは同情をした。だけれども、発言をしていくには、相応の“資格”は必要となる。幅広いファンからの信頼が、何よりの資格なのだから。
前田にはブログの有意義な使い方を期待したい。
それにしても・・・1番目の記事(ダイナマイト問題)は、理論派としての前田。幻の2番目の記事は、問題視される方の前田。ブログは前田日明の両極端な実像そのままに進行したのであるから、ファンはのっけから最高に前田らしさを“味わえた”とも言えた。
いつだって、前田は自分をさらけ出している。
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前田日明とセットで検索される言葉として多いもの。
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坂田って?と思った方は、こちらの有名動画をご存じないかもしれない。音が出ます注意。
・ YouTube - 前田が坂田をリンチ (高画質バージョン)
前田がヴァンダレイ・シウバのように、坂田を踏みつけ。パイプ椅子攻撃までみせる。
ウィキペディアにはこのように説明されている。
・ 坂田亘 - Wikipedia
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高校時代に極真空手を経験、卒業後にアニマル浜口道場に入門。1993年にリングスに入団。1994年11月19日に鶴巻伸洋相手にデビュー戦を行った。デビューからしばらくは同期の高阪剛の陰に隠れて目立たない存在であり、95年の鹿児島大会のバックステージで「不甲斐ない試合をした」と前田日明から制裁を受けたエピソードがある。
96年にUWFインターナショナルより移籍してきた田村潔司に師事してからは見違えたように技術の向上を見せ、以前は苦杯を舐めたウイリー・ピータースを問題にせず一蹴するなど成長の跡を見せた。リングスとパンクラスのトラブル時には「俺が前田さんを守る」と発言。
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動画にも写っている安田拡了氏は、当時の『週刊プロレス』(No.672)にこのような記事を書いている。
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「ダメです。こんな試合、恥ずかしくて・・・」
それほど坂田の動きは悪かった。鶴巻相手にたえず上を取っていたにもかかわらず、そこから攻めきれないのだ。対する鶴巻も攻められない。噛み合う、噛み合わないという問題ではない。ピョードロフ師匠に教わったことが全然出せないのだ。
(中略)
試合後、前田が鉄拳を坂田に浴びせた。期待していただけに、前田が怒るのも無理はない。
「負けるんが怖いんだったら、アマチュアに行け。守るとか攻めあぐねていてプロだと思うな。殴られて、その殴られた意味がわかるんだったら、まだ伸びるでしょう」
▼1995年5月20日 リングス鹿児島アリーナ
坂田亘(30分、時間切れ引き分け)鶴巻伸洋
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体育会的指導、体で教え込む前田。坂田はこの大会以前にもふがいない試合をやっていて、再びやったときは制裁だと前田に予告を受けていた。再びやってしまった坂田だったが、坂田はふんぞりかえってインタビューに応えるという姿勢をみせる。これに前田は怒ったというわけだ。なお、週プロには「全試合が終わるまでスクワットをやっていた」との記述がある。デビューして1年ながら、あの前田の攻撃を負傷なくしのいだのは奇跡かもしれない。
坂田は制裁を当然と受け止めていた。前田に対する尊敬の念はいまも変わらないのか。あれから12年、坂田は1/27更新分、携帯サイト「kamiproHand」のコラムに、こう記した。
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前田さんは文才もあるし、いちいち考えさせられるような言葉を並べてくると思うんだよな。俺なんかは自称・世界一の前田日明ファンだと思ってるけど、前田信者とかには(ブログ開始は)たまらないんだろうなっていうのはわかるよ。
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自称・世界一の前田日明ファン! こういうのいいですね。坂田はいまも前田への感謝の気持ちを持ち続けている。
続く記述では、前田のブログへの複雑な感情をのぞかせた。
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俺は前田さんのブログも、高田さんのブログも見たことないんだけど(中略)個人的なことを言わせてもらえば、俺は、前田さんや高田さんにはそういうことをしてほしくないんだな。誰もがやってるようなことを。俺もプロレスラーになってなくて、ただの前田信者のままだったら、ブログを見て喜んでたんだろうけど(笑)。
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確かに、ありふれたブログならそうでしょう。ただ、ブログは中身によって、人としての印象がかなり左右される。ブログは中身が勝負ですから。いつか前田のブログの評判が坂田の耳にも自然と届くような、そんな展開になるといいな。
今週の【週刊 前田日明】はここまで。
次週も前田日明を追いかけます!
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・ 週刊 前田日明 ~unofficial~
※3:30追記
見解、修正しなきゃいけないよ。事実はこうだった!?
・ カクトウログ: 第3者が削除、前田日明ブログに何が!?
■□T.SAKAi
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